高卒で「とんでもない才能」 火力不足の藤川阪神で起爆剤となるか 2軍で存在感を示す“打てる捕手”「誰よりも見たい」

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2軍で強烈なアピールを示す中川(C)産経新聞社

 猛虎打線の火力が足りない。

 4月3日までの6試合消化時点でのチーム打率は、セ・リーグ最下位の.205。得点数も16と乏しい。あくまで開幕間もない時点でのスモールサンプルに過ぎないが、昨季の課題であった攻撃陣の低調さは、藤川球児監督が標榜する「守りの野球」を固めていく上でも、気になるところだ。

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 まさに起爆剤を欲する阪神。その中で、目下、強烈なアピールを続ける若虎もいる。高卒4年目の中川勇斗だ。

 21年にドラフト7位で京都国際から入団した中川はプロ4年目を迎える捕手なのだが、何よりの売りは「打力」。昨季のファームで70試合に出場、打率.321、4本塁打、28打点、OPS.920をマークした柔らかい打撃は、DeNAの主砲・牧秀悟との自主トレによってさらに磨きがかかっている。

 春季キャンプでは1軍に帯同する機会もあった今季は「W正捕手」を組む梅野隆太郎と坂本誠志郎の牙城は高く、ファームスタート。それでも腐らずに己を磨く中川は、ここまで13試合に出場して、打率.333、2本塁打、OPS1.039というハイアベレージを記録。4月4日の中日戦では力強いスイングで逆方向にかっ飛ばし、右中間に特大アーチを叩き込んだ。

 無論、課題がないわけではない。とりわけ守備面では経験不足が否めず、拙さを露呈することもしばしば。やはり梅野、坂本、そして今季に1軍に帯同している榮枝裕貴との差はある。

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