飛躍の久保建英は「出場時間が保証されていたわけでは無かった」現地メディアで移籍直後の心情を吐露
今季9ゴールと結果を残す久保。来季のCLでのプレーが楽しみだ(C)Getty Images
今季、レアル・ソシエダで9ゴールを挙げ、飛躍のシーズンを送っている久保建英。今月23日に行われたアルメニア戦でも決勝ゴールを記録するなど、勝負強さを発揮、1-0での勝利に貢献した。シーズンは残り2節となり、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場決定となる、リーグ戦4位以内の可能性をさらに高めることとなった。
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クラブ新加入となった今季、久保は昨年8月の開幕戦でのゴールというセンセーショナルなデビューから、一貫して得点やアシストでチームの攻撃を牽引してきている、最も頼れる存在だ。しかし、現地メディアでは、新天地での戦いに挑んだ背番号14が移籍直後、少なからず結果を求めることに対し不安があったことが明かされている。
スペイン国内のサッカーサイト『Football España』は現地時間5月25日(日本時間26日)、久保の特集記事を配信しており、同メディアは「クボが今シーズン、チームのスターターであることは間違いないが、開幕当初は決して多くの出場時間が保証されていたわけではなかった」と振り返った。
その上で久保本人のコメントも掲載しており「プレシーズンに出場した試合の後、自分の名前がスターティングイレブンに入るかどうか疑問だったが(スタメン出場が決まり)それを見たとき、このスタートダッシュに報いなければならない、ピッチで見せなければならない、と思った」と開幕戦を思い返している。続けて「幸いにもゴールを決めることができ、僕のサッカー人生が少し変わった」との心境も綴られている。