天井知らずで高まる声価 “ソシエダの皇帝”と化した久保建英に古巣地元紙も驚嘆「タケは間違いなく脅威となる」
ソシエダにとって欠かせない存在となっている久保。彼の活躍には敵メディアも舌を巻く。(C)Getty Images
ラ・リーガで異彩を放つ日本代表MFの存在感が高まっている。レアル・ソシエダに所属する久保建英だ。
ソシエダ移籍1年目の昨シーズンにラ・リーガで35試合に出場した久保は、日本人選手として同リーグの最多記録となる9ゴールと出色のパフォーマンスを披露。クラブにとって10年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。
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メガクラブからの関心も寄せられるなかで迎えた今シーズンも22歳の日本人は堂々の活躍を披露。ラ・リーガでは出場8試合で5ゴール、1アシストの活躍で、9月は月間MVPにも選出。開幕前に怪我による電撃引退を余儀なくされた元スペイン代表MFダビド・シルバの穴を埋める活躍を見せている。
自信を深める“ラ・レアル(ソシエダの愛称)のプリンス”には、古巣クラブの贔屓メディアも戦々恐々といった様子だ。現地10月21日に開催されるラ・リーガ第15節で、ソシエダの本拠地に乗り込むマジョルカの地元紙『Ultima Hora』は「クボはマジョルカにとって真の脅威となる」と強調。2019-20シーズン、21-22シ-ズンに在籍した日本代表Mへの警戒を綴った。
「マジョルカはソシエダの“皇帝”(久保)が率いるチーム相手に今季2勝目を狙う。レアル・ソシエダの“皇帝”は、2シーズンにわたってマジョルカのユニフォームを着ており、今週土曜日の対戦に向けてマジョルカにとって大きな脅威の1人となっている。