「イマノルにふさわしい別れ」久保建英が“最後のホームゲーム”で躍動 指揮官に捧げる白星での存在感に「悲惨なシーズン終盤で唯一救いだった」

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久保もソシエダを去ることになるのだろうか(C)Getty Images

 5月18日、ラリーガ第37節が行われ、リーグ戦6試合勝利が無かったレアル・ソシエダがホームで、ジローナを3-2で下し、久々の白星を手にした。退任が決定しているイマノル・アルグアシル監督が率いて最後となる本拠地でのゲーム、チームは乱打戦を制し指揮官の花道を飾った。そして、久保建英も前半から得点に絡む動きをみせるなど、確かな存在感を放っている。

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 試合は前半から大きく動いた。5分、レアル・ソシエダがコーナーキックのチャンスで、MFパブロ・マリンが合わせ、ホームチームが先制。その5分後には、ジローナがクリスティアン・ストゥアーニのゴールで同点に追いついた。

 だが18分、今度は久保が相手PA内に侵入すると足をかけられPKを獲得。これをミゲル・オヤルサバルがきっちりと決め、再びレアル・ソシエダがリードを奪った。その後、試合を折り返し、77分に同点に追いつかれるも、2-2のスコアからアディショナルタイム、途中出場のFWアルカイツ・マリエスクレーナの勝ち越しゴールが決まり、これがレアル・ソシエダの決勝点に。試合終了のホイッスルとともに、スタジアムは歓喜に包まれている。

 久保は前節に続いてフル出場。この試合、前半で2度にわたり強烈なシュートで相手ゴールを脅かすなど、これまでのゲーム同様にチームの攻撃を引っ張っていた。

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