久保建英の“被害実績”を物語る「73回」 今季リーグ最多の被ファウル数に現地メディアも同情 際立った“孤軍奮闘”ぶり「相手は2人をつけてマークを強化した」
同メディアは、シーズン中にチームがチャンス創出に苦心していた中、久保がみせていた右サイドからの仕掛で、多くの好機を生んでいたと振り返っており、「今季のレアル・ソシエダにとって最大の攻撃的武器となっていた」と称賛。続けて、「それゆえ相手チームは彼に2人をつけマークを強化し、その影響力を抑えるために守備的な負担を倍増させてきた」と説明する。
また、今季は相手に主導権を握られる時間が続いたゲームも多かったことなどから、背番号14の攻撃スキルを十分に生かせなかったとして、「クボが持ち味を発揮できる場面も減少した」と強調。その上で、「創造面での連携相手の不足、得点力不足、前線の負傷者の多さといった問題が重なり、クボのプレーにも継続性が失われた。結果として、例年以上に個の勝負を強いられる場面が増え、その多くがファウルという形で止められてきた」などと分析している。
レアル・ソシエダ3シーズン目での久保は試合中、これまで以上に険しい表情をみせていたようにも感じられた。個人、チームとも思うような成績を残せなかったものの、リーグ最多となるファウルの数は、トッププレーヤーとして成長を遂げたことの証明と言えるのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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