「6000万ユーロの選手としては物足りない」プレミア名門が争奪レースから撤退か 久保建英の獲得は「賭け」と厳しい評価
今季の数字では交渉が難しくなるのは当然だろう(C)Getty Images
今夏の移籍市場において、プレミアリーグクラブへの移籍の可能性が囁かれていたレアル・ソシエダの久保建英。シーズン中より、リバプール、アーセナルなどが関心を寄せているとの噂が流れたが、ここにきていずれも獲得を見送った可能性があると、海外メディアが伝えている。
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欧州の移籍情報などを扱うサッカーサイト『Fichajes.net』が現地時間5月29日、久保の移籍に関する特集記事を配信した。その中で、リバプール、アーセナルの両クラブにおける補強ポイントと、久保のプレーが合致しないことや、6000万ユーロ(益96億円)に設定されている契約解除金がネックであると説明。その上で、「クボの名前は依然として移籍市場で魅力的に映っているが、アーセナルもリバプールも、スタメン確約のない選手に対して現時点で高額な移籍金を支払う意志はなさそうだ」などと報じた。
日本人アタッカーをめぐるスペイン発のこの情報に、リバプール専門メディア『ANFIELDINDEX』も反応。シーズン中では幾度となく、久保獲得についてのトピックを扱ってきた同メディアだが、今季公式戦7ゴール2アシストというスタッツを紹介した上で、「2024/25シーズンのクボは精彩を欠いた。6000万ユーロの価値がつく選手としては物足りない数字であり、リバプールが慎重な姿勢を取るのも無理はない」などと主張する。






