久保建英、CLのPSG初戦で欠場の可能性に現地メディアが言及「すでに混乱は起きている」と強い危機感も
日本がアジアカップ決勝進出となれば、CL初戦への出場は難しくなりそうだ(C)Getty Images
久保建英の所属するレアル・ソシエダは、来年2月に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトステージ1回戦で、リーグアンのパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦することが決まった。ラ・リーガで好調を維持し、CLでもグループリーグを首位で通過するなど勢いに乗るレアル・ソシエダにとって、言うまでもなくビッグチャレンジとなるゲームだ。
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しかし、対戦相手、試合日程が決まったレアル・ソシエダには大きな問題が降りかかっている。ラウンド16・1stレグは2月14日にPSGのホームであるパルク・デ・フランスで行われることが決定。これにより、現在チームの攻撃の中心を担う久保建英が、直前まで行なわれるアジアカップの日本代表活動のため、CL1stレグ欠場の可能性が高まっている。
今回のカタールで開催されるアジアカップで、優勝候補の呼び声も高い日本が勝ち進んだ場合、決勝が行われる2月10日まで久保は代表チームに帯同することに。CL1stレグはその4日後となるため、クラブ合流のタイミング、コンディションなどを考慮すると、背番号14の対PSG初戦の出場は極めて困難となる。
今季6得点をマークするなど、高いパフォーマンスを披露している久保を欠いての戦いが見込まれる中、スペイン国内メディアもこの問題に言及している。スポーツ紙『as』では12月19日に公式サイト上において、「クボに懸念、PSG戦欠場の可能性」と銘打ったトピックを配信。その中で「すでに混乱は起きている。レアル・ソシエダのスター選手の1人であるタケフサ・クボは、アジアカップのため、パルク・デ・プランスで行われるパリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグ・ラウンド16の決戦、1stレグを欠場するかもしれない」と説いている。