久保建英、カディスの信じ難い悪質ファウルに怒り心頭 現地メディアも「レフェリーが驚くほど寛容だった」と皮肉
スペイン国内でもこのゲーム展開には、さまざまな批評が綴られている。サッカーサイト『ElDESMARQUE』は、レアル・ソシエダの中で2番目に高い「6」を久保に与えており「攻撃面では日本人が最も危険だったが、非常に難しく荒い試合だった」と評価。
また、ニュースメディア『as』では、「もしカディス対レアル・ソシエダがボクシングの試合だったら、イエローチーム(カディス)がポイントで勝っていただろう」と皮肉を綴っている。
久保については「レフェリーが驚くほど寛容だったこともあり、ファウルや攻撃的なプレーでしか彼を止めることができなかった。2度タックルを放ったアルカラスが、試合を終えられたのは不可解だった。ズビメンディへのクロスで現実的な最高のチャンスを作った」と際立った動きを称えながら、ラフプレーに苦しんでいたと振り返った。
これでレアル・ソシエダは公式戦3試合連続のスコアレスドロー。2023年はこの試合までとなり、およそ1か月半にわたり負けなしで今年を終えた。しかし、勝ちきれない試合が続くというチームの課題を残しながら、来年へ向け仕切り直すこととなる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】ソシエダが久保建英の退団に備えて後釜を獲得準備か!?「モロッコの才能に賭けることになるだろう」
【関連記事】今季J1で最も「期待に応えた」クラブは?識者がトップ3を独自選定!”選手層の薄さ”を乗り越えた神戸、野心的だった福岡を高く評価
【関連記事】森保ジャパンはなぜ強くなったのか?破竹の6連勝「以前」と「以後」の差とは