久保建英、カディスの信じ難い悪質ファウルに怒り心頭 現地メディアも「レフェリーが驚くほど寛容だった」と皮肉

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久保は相手DFの悪質なファウルにフラストレーションをためていた(C)Getty Images

 レアル・ソシエダは現地時間12月21日(日本時間22日)、ラ・リーガ第18節でカディスと敵地で対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。久保建英はフル出場を果たし、チャンスに絡んだものの相手のラフプレーを受けるシーンが目立った。

【動画】掴まれて振り回され…久保建英が悪質なファウルに激高したカディス戦のハイライト





 前半44分、相手陣内でボールを受けた久保に対し、カディスのMFルベン・アルカラスの右手が久保の脇腹にヒット。直後に久保が顔を歪め、一時、立ち上がれない状態となった。

 さらに試合終盤の後半40分にも、自陣中央をドリブルで駆け上がろうとした久保の前にアルカラスが立ちはだかると、久保の右腕、さらにユニフォームを掴み突破を阻止。さらに、遠心力で振り回し、投げ飛ばす形となり、これには久保が激高。険しい表情で久保が詰め寄り両手で相手の胸を押すと、両軍選手が激しくもみ合う状況となった。その後、ピッチ上が喧騒に包まれる中、カディスのセルヒオ・ゴンサレス監督と久保が言葉を交わす場面も見られた。

 久保は後半14分、右サイドから相手ゴール前へクロスを送り、これをMFマルティン・ズビメンディがダイレクトでシュート、惜しくもバーに弾かれたものの、この試合最大の決定機を演出した。しかし、ゲームを通してカディスの激しいチェックにより、幾度となくチャンスの芽を潰されることとなった。

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