「右サイドで本物の脅威に」冨安健洋が2アシストで快勝に貢献!現地メディアもフィード、クロスを絶賛
冨安は安定した守備だけでなく、高い攻撃性能も見せつけた(C)Getty Images
アーセナルの冨安健洋は現地時間11月29日(日本時間30日)、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節、ホームでのRCランス戦に右サイドバックでスタメン出場。前半にアシストを記録し、6-0の勝利に貢献した。
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前半13分、アーセナルは相手ゴール前での混戦から、カイ・ハベルツが押し込んで先制すると、21分にはガブリエル・ジェズス、23分にブカヨ・サカが追加点を挙げる。さらにその3分後、アーセナルは自陣でボールを繋ぎ、冨安が味方からのパスをダイレクトで前線左サイドライン際のガブリエル・マルティネッリへ通す。マルティネッリはそのままドリブルでPAに侵入、一気にシュートまで持ち込みネットを揺らした。
4-0と前半ではやくも試合を決める勢いのアーセナルはなおも攻め手を緩めず、前半アディショナルタイム、再び背番号18のアシストから得点が生まれた。右サイドをオーバーラップした冨安のクロスをマルティン・ウーデゴールがボレーで蹴り込み、チーム5点目を奪った。
アーセナルがカウンターで攻め込んだゴールでは、冨安が自陣PA内から長い距離を一気に駆け上がり、正確なクロスをゴール前に送っている。
点差が開いたこともあり冨安は前半まででベンチに退いたものの、ロングフィードやクロスボール、さらに運動量も発揮するなど攻撃面でもポテンシャルを見せつけた。もちろん現地メディアも、チームの勝利を後押しした日本人ディフェンダーには高い評価を与えている。