「キャリア最高のパフォーマンスだった」王座初防衛を果たした井上拓真を米メディアも激賞!「兄の陰から完全に抜け出した」
そして、この一戦の結果には海外メディアも関心を寄せており、米スポーツサイト『Sporting News』も大きく報じている。
同メディアは、熱戦を制した井上に対し、「WBAバンタム級タイトル保持者のタクマ・イノウエは、土曜日に東京で行われた前チャンピオンのジェルウィン・アンカハスを9ラウンド、ボディショットでノックアウトするという非常に印象的な勝利を収め、兄のナオヤの影から完全に抜け出した」と称賛。
試合展開でも「イノウエのスピードと卓越した技術は、中盤までには決定的なものとなっていた」などと振り返っており、「チャンピオンのキャリア最高のパフォーマンスだった」と評している。
またトピックの中では、試合後の井上のコメントにも触れており、「他のバンタム級タイトル保持者へのメッセージを送っていた」とも綴られている。兄・尚弥が成し遂げた4団体王座統一が目標とも語る井上拓真。初防衛に成功したこの日の勝利により、兄に次ぐ偉業達成へ向け確かな一歩を踏み出した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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