【巨人】嵐のオフとなるか V奪回目前の中 注目集める「打てる捕手」のFA問題とは

タグ: , , , , 2024/9/13

 開幕戦は「6番・捕手」として先発マスクをかぶりながら、開幕後は打率1割台と低迷する時期もあり、5月8日に登録抹消。代わって岸田行倫がマスクをかぶる機会が増えた。

 5月31日に再昇格後は、6月下旬から「5番・一塁」として打撃面でチームに貢献、最近は先発マスクをかぶる機会も増えていた。特にエース、戸郷翔征とのバッテリーでは5日のヤクルト戦で7回1安打無失点、12日の広島戦でも6回5安打無失点と投手の状態を見極め、柔軟なリードも評価を得ている。

 今季はここまで85試合に出場、打率「.259」、3本塁打、25打点(12日現在)。一方、大城がFA権を行使、市場に出れば、複数球団間での争奪戦も想定される。「打てる捕手」は近年、どの球団も求めているピースでもある。

 特に今年は、ソフトバンク・甲斐拓也、阪神・坂本誠志郎、中日・木下拓哉がのきなみFA権を取得。ここまで主戦捕手が同年にそろってFAを迎える年も珍しく、「捕手FA」で大シャッフルが起こるのか。ひそかに注目を集めている。

 選手にとっても大事な権利、自身への評価が直接聞けるめったにない機会とあって、権利行使には熟考が重ねられるケースが多い。ペナント制覇への時間も進む中、水面下の背番号24をめぐっての駆け引きも激化しそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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