「エリア51」試合を決めた阪神・中野拓夢の超美技 元虎将「これはすごい…スタートも完璧」中日の追い上げムードを一掃
今季は攻守での活躍が目覚ましい阪神・中野拓夢(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
阪神は9月4日の中日戦(バンテリン)に7-5で逃げ切り勝利。初回の4番・佐藤輝明の右越え36号2ランで先制するなど、7回までに7得点。自慢の中継ぎ陣が崩れ、5点を返される辛勝だった。
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その中日の追い上げムードを一掃したのが、二塁手・中野拓夢の超美技だ。7-4の8回から登板した6番手・及川雅貴が不運な内野安打をきっかけに、制球を乱し、2四球が絡んで1失点。2点差に迫られ、なおも二死一、二塁のピンチを迎えた。
ここで中日2番・板山祐太郎の打球は痛烈に一、二塁間を襲った。これに対して、中野がダイブ。ギリギリのところで捕球後、一塁に素早く送球して板山を刺してみせた。
抜けていれば、さらなる失点が確実で、クリーンアップにも回っていただけに、値千金のスーパープレーだった。試合を中継した『DAZN』で解説を務めた元阪神監督の矢野燿大氏も「これはすごいですね…スタートも完璧です」とうなっていた。
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