【巨人】世界一捕手、甲斐拓也入団でどうなる、正捕手争い 注目集める4捕手の「適材適所」
「強打の捕手」で知られる大城は、今季も出場の多かった一塁手としての出場も求められそうだ。開幕直後となる4月13日の広島戦では延長12回に代打で出場、一死二塁から中崎翔太の直球を右中間へ運び、自身2度目のサヨナラタイムリーをマーク。勝負強い打撃も持ち味であるだけに存在感を示せるか。
そして今季、最も先発マスクが多かった岸田は国際経験も豊富な甲斐の姿を間近で見て学ぶことで、捕手としてさらなるレベルアップも期待できる。
菅野智之の「スガコバ」バッテリーが復活。細かい目配りでチームを動かしてきたベテランの小林は、甲斐に対して、ときにチームにフィットするためのアシスト役も必要とされそうだ。リーグも変わり、多くの情報を必要とするため、チームを前に動かすための最善策として共闘の姿勢が求められる。
4人がレベルの高い争いをくり広げれば、それだけ悲願の日本一に近づくことになる。来季はし烈な正捕手争いに注目が高まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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