「ショウヘイがあれだけ投げて…」“投壊”する中継ぎ陣 世界一連覇もかすむド軍の苦境に米憤怒「もう言葉もない。笑えてしまう」
このうだつが上がらない状況に指揮官もただただ頭を抱えるしかない。試合後に地元局『Sports Net LA』の取材の応じたデーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイがあれだけのピッチングをして、4点もリードしていた試合だ。本来なら、勝ちパターンの投手を使って封じるべきだった。こういう展開は本当に痛い」と語った上で、複雑な胸中を打ち明けている。
「とにかく何とか抑える方法を見つけないといけない。それは個々の話ではなく、うちの投手陣全体のことだ。最近見えているのは、慎重になりすぎていること。カウントを悪くして、四球や死球が増えている。それは、投げることを怖がっているか、慎重すぎるかのどちらか。つまり、自分のピッチングに“確信”が持てていないってことだ。失敗や打たれることを恐れて、思い切った投球ができていない」
地区優勝を争う2位パドレスとは、わずかに1.5ゲーム差しかない。心理的に苦しい状況なのは言うまでもないが、ドジャースナインはいかにして勝ち筋を見出していくか。いずれにしても、背信投球が続く中継ぎ陣の奮起が求められるのは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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