【日本ハム】“守備職人”が集まるショート 勝負をかける2025年シーズン 開幕スタメンへカギを握るのは…

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 一方で、遊撃をめぐっては同じ内野手の上川畑や奈良間大己も候補に入ってくると予想される。昨季、水野が負傷により離脱している期間、ショートではこの2名がスタメンで出場を果たしていた。

 いずれも二遊間、どちらも守れることができ、守備面では定評のある選手。特に上川畑は”神川畑”と称されるほど、守備力の高さに定評があり、守備職人ともいえるだろう。

 それだけに、やはり課題となってくるのは、打撃面となる。上川畑は昨季106試合に出場し、打率.248、1本塁打、16打点。奈良間は90試合に出場し、打率.180、0本塁打、7打点。指揮官に使ってみたいと思わせるには、チーム打撃含め、ここ一番でいかに勝負強いバッティングができるかもカギとなりそうだ。

 そして、注目の存在となっているのはドラフト5位ルーキー・山縣秀だ。早稲田大学時代から高い守備力で知られ、今春のキャンプでも守備で存在感を示す場面もあった。だが、こちらも課題は打撃とされる。指揮官も守備は評価したものの、レギュラー奪取へ、やはり打力の向上を求めた。

 守備面では定評がありながら、打撃向上が求められる選手が多く競うショートポジション。裏を返せば、打ち出せば、あっという間に定位置奪取もありうる。

 注目の開幕スタメンを勝ち取るのは誰になるのか。オープン戦の内容も注目を集めていきそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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