深刻な長打力不足に苦しんだ立浪ドラゴンズ 今秋にドラフト指名すべき「強打者リスト」
来季は3年目シーズンとなる立浪監督。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
救世主は一体誰になるのでしょうか。
今季、借金26でセ・リーグの最下位に沈んだ中日です。チーム防御率はリーグ2位の3.08と投手陣は奮闘したものの、打線はからっきし。総得点は12球団ワーストの390点にとどまり、10月26日のドラフト会議では次世代を担う強打者の獲得が求められています。
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広いバンテリンドームで一発が放てるスラッガーは一体誰なのか。アマチュア野球に詳しいスポーツ紙デスクは3人の名を挙げました。
(1)ENEOS・度会隆輝外野手
父・博文さんはヤクルトで活躍。言わずと知れた社会人ナンバーワンの強打者です。50メートル走を6秒0と俊足も魅力で、外野だけでなく二塁や三塁を守れるのも大きく、入団すれば開幕スタメンをうかがう存在になりそうです。
「ENEOSが都市対抗を制した昨年にはMVPにあたる橋戸賞と新人王にあたる若獅子賞をW受賞し、元気はつらつとしたヒーローインタビューで野球ファンを虜にしました。チームに元気をもたらすという意味でも、今のドラゴンズには必要不可欠でしょう」
(2)明治大・上田希由翔内野手
東京六大学を代表する左の強打者。キャプテンとしてもチームを一つにまとめあげ、リーダーシップにも定評があります。
「地元の愛知県岡崎市の出身で、高校も愛産大三河ですから、地元密着のドラフトを標榜するドラゴンズは絶対に獲得すべきでしょう。広いバンテリンドームでも20発打てるポテンシャルがあり、打率3割を打っても驚きません」