原巨人 指揮官が期待をかける「ロマン砲」の名前
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今季4位と5年ぶりのBクラスに沈んだ巨人が若手発掘に励んでいる。
現在行われている宮崎・秋季キャンプでは投手、野手ともに原監督自ら直接指導するシーンも目立つ。
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背景にあるのはチームへの危機感だ。2年連続V逸したチームにおいては野手、投手、捕手すべてのポジションでほころびが目立ち始めた。主力の高齢化も進み、世代交代の必要性もいわれる中、今度こそ何としても時計の針を進める必要がある。
すでに原監督は「坂本、丸を超える選手が出てこないと」と若手、中堅に大号令を発動。秋季キャンプでは少しでも伸びしろを感じさせる選手を発掘しようと監督自ら、精力的に動いている。
そんな中、指揮官が期待をかける選手がいる。
13日のソフトバンクとの練習試合でも広角に打ち分け、猛打賞をマークした「55番」の後継者、秋広優人外野手だ。プロ2年目となった今季は一軍出場こそなかったが、ファームでしっかり力を蓄えた。身長2メートル、95キロの恵まれた体格から繰り出される豪快な打撃に熱視線が向けられている。
そんな秋広に関して、原監督は「スポーツ報知」の公式YouTubeチャンネル「報知プロ野球チャンネル」に16日までにアップされた動画内でこう語っている。
増田陸など期待の若手の名前を挙げる中で、秋広に関しては「バッティングの姿も良くなりました、フォームも良くなりましたね」とべた褒め。続けて、「何よりね頑丈、まず弱音吐かない。どこか痛いというのを聞かない。そこは大したものです」と体の強さをたたえる場面もあった。