元西武・小関竜也、中村剛也の満塁弾を予言「相手にとってはプレッシャー」
9月6日に放送された「BS12プロ野球中継2019」東北楽天ゴールデンイーグルスVS埼玉西武ライオンズ戦(●楽天4-5西武○)では、副音声の解説に西武OBの小関竜也さんを招いてビジター応援放送を行った。
「本当にすごい。こんな風に言った通り打てますかね」
西武は1点を追う3回表2死満塁に、4番の中村剛也選手が通算20本目となるグランドスラムを放つ。今季の満塁の場面では打率5割3分1厘、4本塁打49打点と満塁男ぶりを発揮している中村選手。副音声解説の小関さんは、「ここ最近の満塁はいつも打っている印象。2日前は満塁ホームラン、前日はタイムリーツーベース、これだけ満塁で打っていると、満塁だと打てるという感じが自分でもしてくるのではないか。数字が出ているとポジティブなイメージが湧く。相手にとっては、これだけ満塁で打っているということはすごくプレッシャーになる。しかも満塁で長打が多い」と予言した直後の満塁弾。「本当にすごい。こんな風に言った通り打てますかね」と感嘆した。
試合は中村選手の満塁ホームランが決勝打となり、西武が逃げ切った。小関さんは試合のポイントを「3回の集中打と中継ぎ陣の踏ん張り。ピッチャーがしっかり役割を果たした。1点差になっても逃げ切れたのは大きい」と評価。
西武先発の今井達也選手は5回4失点と苦しみながらも7勝目。今井選手と同じ栃木県出身の小関さんは「現状では負け越しているけれど、試行錯誤しながらの一年になっている。まだ高卒3年目で全て完成した部分を求める年齢ではない。いろんなことを経験しながら成長していって欲しい。球は強いので、どんどん攻めて欲しい。ポテンシャルは誰が見ても高いピッチャー」と同郷の後輩に期待を寄せた。