【巨人】戸郷完封勝利の裏に「エースの教え」 桑田コーチから受け継いだ「金言」とは
エース級の投手ともなれば「相手のエースと投げ合うから点が入らない」とした上で、自身も現役時代に味方打線の援護が見込めず、僅差で敗れた試合が何試合もあったことを振り返った桑田コーチ。これには巨人軍のエースとして多くの勝ち星を積み重ねた上原氏も深くうなづいていた。
実際にこの日も、巨人打線の得点は2回に岡本和真が放った9号ソロのみと苦しい展開が続いた。6回には先頭の吉川尚輝が二塁打を放ち、好機を広げようと続く丸佳浩に送りバントを命じるなど、原監督も必死にタクトをふるったが、追加点は奪えなかった。緊迫した投手戦となる中、最後までマウンドを降りず、エースの矜持を示した戸郷。
チームはこれで再び貯金1とし、3位をキープ。原監督が目途としていた勝負の6月を前に上昇気流に乗ろうとしている。エースと4番が働くチームは強いとされる。目指すV奪回に向け、戸郷の存在感は益々大きいものとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】女性問題で書類送検の西武・山川穂高 今後の「行く末」とささやかれる「引き取り手」とは
【関連記事】【巨人】ポスト阿部埋まった!いよいよ追い込まれる「選手の名前」
【関連記事】【巨人】中田翔復帰でも守られる「スーパールーキーの名前」
1 2