「親愛なるサイトウへ」仏英雄リネールが混合団体で2度撃破の斉藤立に“異例の激励”「僕は自分の限界を超えた」【パリ五輪】

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混合団体戦で斉藤の前に立ちはだかったリネール。(C)Getty Images

 柔道界の絶対王者から日本の有望株に熱きメッセージが送られた。

 現地時間8月8日にパリ五輪の柔道男子100キロ超級と混合団体で金メダルを獲得したフランスの国民的英雄、テディ・リネールが自身のXを更新。日本柔道界の大器である斉藤立に対して自身の想いを綴った。

【画像】悔しさを4年後のロスで晴らす!柔道・斉藤立が決意のインスタ投稿

 斉藤にとってみれば、悔しい敗戦を喫した猛者である。8月3日に行われた混合団体戦で、22歳の若武者はリネールと2度対戦し、いずれも敗れた。2-0で迎えた第3試合で迎えた第1戦では延長3分4秒で内股を決められて一本負け。3-3となって、波紋を呼んだルーレット抽選の末に決まった代表戦では豪快な大内刈りで一本負けを喫した。

 試合後に「今は本当にまだまだ未熟だったなっていう気持ちです」と反省の弁を述べた斉藤。一方でリネールはフランスの金メダル獲得に会場が酔いしれる中、一人相手の下へ向かって握手を求める姿が印象的だった。

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