那須川天心の”ボクシング”の実力は?井上尚弥の「第二の師匠」が高評価「かなり上に行くんじゃないかな」
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キックボクシング42戦無敗を誇り、プロボクシングに転向した那須川天心(24=帝拳)のデビュー戦が決定した。対戦相手は日本バンタム級4位の与那覇勇気(32=真正)で、4月8日(土)に有明アリーナにて行われる。
転向後初の試合となるが、勝利すれば一気に日本ランキング入りも十分に可能性がある。“神童”がボクシング界でも実力を発揮するのか。
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そんなプロボクサーに転向した那須川の実力について、モンスターこと井上尚弥が「第二の師匠」と慕うロンドン五輪ボクシング・フライ級日本代表の須佐勝明氏が解説した。
須佐氏は「私の中で、那須川選手はとても高い評価です」と、プロボクサーとしても高い実力があると語った。その理由については、「キックボクサーの強い方というのは距離が遠いですよね。那須川選手は、その距離感の駆け引きと、そこからのパンチがすごく上手だと思います」と話した。
さらに、「(転向後)1戦目の相手は『距離が遠いな』と感じると思います。そういった強みがありますし、那須川選手はKO率も高く、パンチのキレもすごいので、私はかなり上に行くんじゃないかなと思っています」と、キックボクシング出身選手ならではの強みを語り、那須川の実力を高く評価した。
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