「屈辱を消し去った」那須川天心VS「返り咲き狙う」井上拓真 WBC王座決定戦へ「勝者は日本の軽量級支配を継続」

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那須川と拓真の対戦に米メディアも注目した(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext、Getty Images

 世界ボクシング評議会(WBC)は9月22日、バンタム級1位の那須川天心(帝拳)と、同級2位の井上拓真(大橋)に対し、王座決定戦の指令を出したと発表した。交渉がまとまらなければ、試合は10月21日に入札にかけられる。

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 WBC、IBF世界同級王者だった中谷潤人(M・T)が今月18日に両王座の返上、スーパーバンタム級転向を発表しており、WBCバンタム級王座は空位となっている。新王者を決めるべく今回の発表により、那須川、拓真の両者による一戦が濃厚となった。

 試合が正式決定となれば、日本人ボクサーが長い期間に渡り王者として君臨して来たバンタム級の歴史の中でも、大きな注目を集めるカードとなることは間違いない。デビュー以降、7戦全勝の那須川は世界王座への挑戦を待ち望んでおり、拓真は昨年10月に堤聖也に敗れWBA同級王座から陥落。現在は王座返り咲きを目指す立場となっている。

 両者とも、世界王者に相応しい実力、実績を擁しており、どちらが新たにWBCのベルトを巻くことになるのか関心は高まるばかり。その中で、両者の対戦を見据え、海外メディアでもこのカードの結果予想が行われている。

 米ボクシングサイト『BOXINGNEWS247』が9月23日、那須川と拓真について、それぞれのスキルやキャリアなどを比較する特集記事を掲載した。

 同メディアは、那須川について過去のファイトを振り返っており、「アメリカのファンにはフロイド・メイウェザーとのエキシビションマッチでの惨敗がいまだに強く印象に残っているかもしれない。サイズで大きく劣ったナスカワは早々にストップされ、涙を流す姿をさらした」などと回想。続けて、「しかし現在は7戦全勝(2KO)。ここまでの見事なパフォーマンスにより、当時の屈辱を記憶から消し去ったファンも多い」と綴っている。

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