「スイング幅が良い意味で大きい」元首位打者・鉄平も村上宗隆の打撃に惚れ惚れ「あの威圧感は他にはない」
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現役時代は2009年にパ・リーグ首位打者に輝くなど巧打者として活躍し、2020、21年には東北楽天ゴールデンイーグルスで打撃コーチも務めた鉄平氏が、ヤクルトの村上宗隆について語った。
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村上は今月2日の中日戦、史上最年少でのシーズン50発を記録するなど、打率.341、51本塁打、125打点(9月5日現在)で打撃3部門のトップを独走し、2004年の松中信彦氏以来の三冠王を十分に狙える位置にいる。
そんな絶好調の村上について鉄平氏は、「スイング幅が良い意味で大きい。バットが通過するところが大きい」とスイングに注目する。
「ストライクゾーンをしっかり通過するスイングをするんですよね。元々、自分の強いゾーンに来た時の打撃が良いバッターでした。落ちる球などに対する弱さはありましたが、そこがかなり改善されている。良いところを残したまま、弱かったところがきれいに修正され、手を付けられない状態になっています」と村上を分析。近年の変化について言及しながら「軸がぶれず、打てる条件を押さえている」と対応力の高さを強調した。
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