「やっぱりここ一番で打っている」勝負強さ見せた佐藤輝明に球団OBも感服 初勝利の2年目右腕にも「CSでも戦力に」と期待の声
また、この日の2番手で登板し勝ち投手となり、プロ初勝利を手にした岡留英貴のピッチングにも「2年目、プロ入り初勝利。良い球を投げておりました」と述べ、続けて「来季へ向けて、というだけでなく、今年のCSにも出てくる可能性も十分にある、そういうピッチングをみせてくれた」として、今季8試合目の登板となったこの日の内容を高く評価するコメントを並べた。
一方で、「もっと点が入るゲームだった」と試合展開を評しながら、「(打線で)気になるのはノイジー」と語り、ノーヒットに終わった6番ノイジーのバッティングに言及。3打席で2つの空振り三振、併殺打という結果を振り返り「岡田監督はこのままノイジーで行くんでしょうか」と言葉を続けた。
その上で「小野寺が6番にいれば、いろんなことが考えられます。小野寺であれば、状況に応じてスクイズやヒットエンドラン、セーフティバントなどで相手にプレッシャーをかけられる。僕だったら小野寺を(6番に)使いたい」と見解を示していた。
阪神のシーズン公式戦は10月4日のヤクルト戦を残すのみとなった。優勝チームの宿命として、CS、そして、さらに先の戦いを見据える上で、最後まで各選手のプレーには多くの人々の視線が注がれることとなる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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