前半戦最終戦でホームランの佐藤輝明 球界OBは「全然上がってない」と不安視も「5番起用」を提案
また、「(佐藤輝が二軍にいる時の)5番にいる選手の顔ぶれを見たら、やっぱり大山選手が可哀想になる」「輝明は出会い頭じゃないけど一発がある」と佐藤の起用方法についても話す。「今年は調子が悪いけどフォアボールをめちゃくちゃ取ってる。それだけ圧をかけてる」「6番とかにしてるけど5番じゃなきゃダメ」と語った。
佐藤は打率こそ.214ではあるが、出塁率は.308を記録しており、フォアボールで出塁するケースが多い。どれだけ調子が悪くてもホームランの危険性があるため、投手としてはランナーをためて回したくない打者だ。佐藤輝の状態に関わらず5番に置いておくと、ランナーをためたケースであっても大山悠輔と勝負せざるを得なくなり、得点につながる可能性が高まる。存在感だけでもチームに貢献できる佐藤輝をどのように起用するのか見物である。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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