【阪神】4年目の和製大砲に漂う覚醒の予感、今春は課題の三振が激減中よ
5日間の滞在期間中に、ハイスピードカメラなどの最先端機器で動作解析を行った。データも抽出し、いかに確率を上げていくかのフォームを求めた。帰国後にファンイベントに参加した際には手応えをファンの前で明かしていた。
虎の本当の主砲として、求められる数字は30本塁打であり、その先の40本塁打以上であろう。ここまで3年間で、最もアーチを量産していたのは1年目の4~5月だった。そこから、悪く言えば打棒は現状維持が続き、なかなか殻を破ることができなかったのも事実だ。
漂い始めた覚醒の予感に、ファンは真の主砲誕生を待ち望んでいる。昨年日本一に輝いた阪神打線は、1番・近本光司、2番・中野拓夢の1・2番コンビが高い出塁率を誇る。そこを返す中軸も確実性が増してくれば。佐藤自身が口にした「アレンパ」へ、カギは虎党が待ち焦がれてきた和製大砲が握る。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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