現在両リーグワーストの「42三振」阪神・佐藤輝明に松井秀喜氏から伝えられた"復調の条件"とは

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苦しい打席の内容が続いている佐藤(C)産経新聞社

 阪神の主軸、プロ4年目シーズンの佐藤輝明がもがいている。

 阪神は5月7日の広島戦(甲子園)に0-2の完封負け。2度の満塁機をものにできなかったことも響いた。

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 試合では昨年のゴールデン・グラブ、守備の名手で知られる中野拓夢が2失策を記録するなどエラーも足を引っ張った。

 一方、打線で注目されたのは「5番・三塁」で先発出場した佐藤輝明にもある。8回一死満塁の好機、一打逆転の場面で打席に入った佐藤はスイッチされた広島2番手、島内颯太郎の前に見逃し三振に倒れた。これで「42」三振、同記録は三振の両リーグワーストとなり、打率も両リーグワーストの「.193」と数字が厳しい現実を突きつけている。

 左打者としては史上初となる3年連続20本塁打以上をマークするなど、屈指の長打力は誰もが認めながら、佐藤が求められている点としては、安定したパフォーマンスにある。

 特に今季は開幕からここまで一時は打率も2割台に乗せたものの、現在は打率1割後半と低迷、岡田彰布監督も何度かスタメン落ちなど”カンフル剤”を打ち込みながら復調を願っているが、首脳陣の頭を悩ませる状態が続いている。

 そんな左の長距離砲に対し、アドバイスを送ったのは、同じく現役時代に左の長距離砲として数々の成績を打ち立てた、巨人OBの松井秀喜氏だった。

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