村上宗隆のMLB挑戦で三塁は懸案事項に!? 昨季16発の佐藤輝明、侍J抜擢の意図は何か「連打というのは見込めない」
先述したプレミア12においては、三塁は牧秀悟や栗原陵矢、紅林弘太郎がプレー。打線の中軸を担ったが、その競争に阪神打線の核となっている佐藤が加われば、攻撃の厚みが増すのは間違いない。
また、井端監督は会見において「なかなか上位対決になると連打というのは見込めない。長打というのは一つのカギを握っているのかなと思う」と明言。打者の長打力を重視している傾向も見えるため、粗削りながらISO(.100以上あれば“一流”とされる純然たるパワーを表す指標)が.171とNPBでも屈指のパワーを秘める佐藤に期待を寄せるところは大きいと言えよう。
果たして、久々に日の丸を背負うスラッガーがいかなる化学反応を引き起こすか。活躍に注目するのは、虎党だけではないはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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