阪神・オリックスの日本S展望 球界レジェンドOBから指摘される「キーマン」「意外な見どころ」とは
佐藤輝はシーズン終盤、調子を上げてきた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
いよいよ頂上決戦が始まる。プロ野球日本シリーズ(7試合制・4戦先勝)が10月28日に京セラドーム大阪で開幕。
ともにリーグ戦では他チームに圧倒的な差をつけ、優勝を果たした阪神とオリックスがどのような戦いぶりを見せるのか、球界内からも様々な考察の声が上がっている。
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元巨人エースの江川卓氏は27日に自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新。オリックス対阪神の日本シリーズの戦況予想を行った。
江川氏は昨年のオリックスに関して「ピッチャーで日本シリーズを獲った初めてのチーム」と表現し、豊富なピッチングスタッフがチームを支えたとした。
一方、今季のオリックスの投手力に関しては「去年の投手力を10とすると、今年は9か8・5くらいな気がします」と若干、下がったという見方を示した。一方で打線に関しては「去年8くらいだったと思うんですけど、今年は9・5いってるかなというくらい」と話し、打撃力は昨年よりも上がっているとコメント。
初戦はオリックスは球界を代表する右腕、山本由伸、阪神は最優秀防御率を獲得と躍進のシーズンとなった村上頌樹の投げ合いとなる。江川氏は初戦の内容について「1点ずつは失っても、2点取ったほうが勝ち」とロースコアになると予想。投手戦となる中で、いかに粘り強く点を奪えるかがポイントになるとした。