【阪神】岡田監督も厳しい表情 佐藤輝明再びの「集中力を欠いたプレー」が注目を浴びる理由
7日に行われたヤクルト戦では1点ビハインドの8回に守備で失策を記録。二死二塁で迎えたホセ・オスナの三塁線への痛烈な当たりに足をそろえた形となってしまい、後逸。このときもゲーム終盤に痛すぎる適時失策となっていた。
さらにこの日投げた村上登板試合でも、2日に行われたDeNA戦(京セラ)で初回一死一、三塁のピンチに牧秀悟の三塁線へのゴロをグラブに収められず、先制を許していた。この打球を打ち取れば併殺コースだったところを先発の村上は佐藤のエラーをきっかけにこの回4失点と崩れた。
サードに本格コンバートして2シーズン目、昨季はリーグワースト2位の20失策を記録したことで守備改善が求められている。この日は7回一死の場面、堂林翔太の強い打球に身体を張って打球を止める好プレーもあったが、ときに集中力に欠いたプレーが見られるとあって、厳しい目が向けられている。
左打者として史上初となる新人から3年連続20本塁打を放つなど、打撃の非凡な才能は認められている。チームにとっても4番、大山悠輔とともに佐藤の長打力が目指す連覇に関して欠かせないキーになるとあって、攻守両面での成長が求められている。
野球にエラーはつきものだが、繰り返さないこと、いかにスキのないプレースタイルを確立するかは自身のキャリアにとっても大事なこととなる。今後も打撃以外の面でも注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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