本塁打王独走の佐藤輝明、打率も射程圏 夏場の好調を維持できれば三冠王に現実味
佐藤は今シーズン、6月こそ月間打率.247と落ち込んだが、7月に入り、打率.317と状態を一気に上げている。昨シーズンも7月(.302)、8月(.287)、9月(.301)と、大きく調子を落とすことはなかった。夏場に入ると成績が安定する傾向が見て取れる。さらに今季は、四球をしっかり選べており、以前のように難しい球に手を出して凡退するケースが減ったことも、高い打率をキープできている要因と言える。
2年ぶりのリーグ優勝に加え、1986年のランディ・バース氏以来の三冠王輩出もかかっている阪神。後半戦もその戦いに注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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