「内海人的補償騒動」で地味に株を上げたのは?

タグ: , , 2018/12/25

「ジャイアンツに戻って来られるよう頑張ります」

 2010年からは4年間、選手会長を務めるなど、ジャイアンツに尽くしてきた日々。内海の思いを踏まえれば、その日の「一回りも二回りも大きくなって、ジャイアンツに戻って来られるよう頑張ります」というコメントは、紛れもない本音であると理解できます。

 しかし、ここで温かくも厳しい「物言い」がつきました。巨人入りした時の指揮官で、打たれても打たれても内海を起用し続けた堀内さんです。「悪太郎」はブログにこうつづったのでした。

気持ちは痛いほどわかるよ
でも今はそんなこと言っちゃダメよ、内海
西武のために頑張る
それは
西武に骨を埋める
西武のユニフォームで現役を終える
今はそういう気持ちを持って行かなくちゃな

 ド正論。出向先が決まって「早く本社に戻れるよう頑張ります」と心の中で思っていても、表明する人はいませんし、言った瞬間、「アイツなんなの?」と評価されるのがオチです。

 もちろんブログをアップした瞬間、西武ファンを中心に堀内株は急騰しました。恩師からの金言に、内海も翌日の入団会見では「Lポーズ」を決めるなど、うまく軌道修正。人柄も良いので、所沢でも愛される存在になるのは間違いないありません。

 ネット上では中畑清さんら有力OBが「出すべきじゃなかった」との談話を出すなど、波紋は続いています。ですが、西武の方が巨人に居続けるよりも先発のチャンスにあふれていることも事実。内海の新天地での活躍は、サラリーマンたちの注目を集め、熱い声援が注がれることでしょう。

 それにしても今回の件で一番トクしたのは、堀内さんかもしれませんね…。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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