元アーセナルの重鎮が警鐘! 球界だけでなくサッカー界にも蔓延る“ギャンブル依存症”の脅威「隠すのも簡単だ」
「とくにサッカー界はギャンブル会社がスポンサーとなる機会に溢れている。そして多くの人たちはギャンブル依存症を過小評価している。サッカー界を荒廃させている依存症の人々に10か月の出場停止処分を与えるというのは間違いだ。病気と戦うために助けを求めている人に対して、それが支援になるとは思えない。『罰則は与えた。さあ、自分の意志を見せろ』ではなく、ルールを作って禁止するだけの人々には『リスペクトをしなければいけない』と言いたい」
さらにマーソン氏は自身もギャンブルにのめり込んでいた時期があると証言。そのうえで、サッカー界により世界保健機関(WHO)の国際疾病分類でも「病的賭博」として認知されている“依存症”への理解を求めている。
「ギャンブルに関する問題は、潜在的な事実を特定することが難しいという点だ。これはサッカー界においても問題なんだ。まず監督やチーム関係者が問題を把握することは困難である。それを当事者が隠すのも簡単だからだ。朝4時まで飲み歩いている選手を見つけるのは簡単だよ。ただ、オンラインカジノや違法な賭博で多額の金を失っている人物は、手遅れになるまでわからないものだ」
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「ギリギリの生活だった」水原元通訳の新証言 米ESPNで大谷翔平に肩代わりを求めた理由を告白「翔平を見るのは辛かった」
【関連記事】示されていた”予兆” ドジャース大谷翔平 水原通訳解雇騒動 大谷が事前に漏らしていた”本音”とは
【関連記事】「ギリギリの生活だった」水原元通訳の新証言 米ESPNで大谷翔平に肩代わりを求めた理由を告白「翔平を見るのは辛かった」