「阪神に失礼だと思う」阪神史上最速Vの裏で2位以下が借金の異常事態 CSアドバンテージ改革案を球界OBが提言 「借金とか抱えてたら3つ」
その上で現行ではレギュラーシーズン1位のチームがCSファイナル(6試合制、4勝先勝)で本拠地での開催権に加えて、1勝のアドバンテージがあるというルールに関して「アドバンテージはゲーム差によって少し変えたほうがいいよ」とコメント。
具体的には「(優勝チームと)5ゲーム(離れるよう)だったら1で、10ゲームだったら2つ (出場チームが)借金とか抱えてたら3つ」とレギュラーシーズンのゲーム差によって、アドバンテージを変えることも必要ではないかという考えも明かした高木氏。ペナントの価値を高めるためにも、柔軟な運用を求めた。
昨年もレギュラーシーズン3位からDeNAが日本シリーズに進み、下剋上Vを果たしたことも話題を呼んだが、藤川阪神においてはレギュラーシーズンで完ぺきな強さを見せただけに、今後の調整の難しさもあるとした。
「(レギュラーシーズンに)耐えた選手たち、首脳陣に光が当たるようなルールじゃないとダメだよ」と、長いレギュラーシーズンを戦った意味を反映させたCSルール改革を求めていた高木氏。
藤川阪神が歴史的な強さを示したことで、CSの在りかた含め、今後も話題を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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