敵地で3連勝の阪神 DeNA戦での継投に球団OBが見解「危ない橋を渡ってしまった」

タグ: , , , 2023/8/7

「負けていてもおかしくはなかった」

 このゲームをそう評しているのは、現役時、中日、西武、阪神で活躍した田尾安志氏だ。自身のYouTubeチャンネル『TAO CHANNEL』の中で、阪神の勝利を伝えながら、リリーフ投手の起用法について見解を語っている。

 田尾氏は前日のゲームでは中盤に桐敷拓馬、ケラーが起用されたことで、「(通常の)勝ちパターンの投手はかなり休むことができた」と話しており、その上で、この日の7回、1点リードの場面で浜地をマウンドに送ったベンチの判断について「ちょっと驚きました」と印象を述べ、結果的にピンチを招いたこともあり「危ない橋を渡ってしまったなという気がしました。(後続を断った)島本に助けられた」と振り返った。

 また、8回のケラーについても「1点リードの場面で投げさせるピッチャーなのかな」と険しい表情で語っており、フォアボールやワイルドピッチでランナーを出した内容を踏まえ「1点差ゲームではなかなか、普通は出せない」と指摘。

 田尾氏は翌日にゲームがないことにも触れながら「勝ちパターンのピッチャーを3日連続で休ませたかったということですよね。それくらいしか(考えられる理由が)ないんですよ」と訝しがっていた他、「いくらゲーム差が開いていても余裕なんかないと思う」とこの日の継投について苦言を呈していた。

 今季、リーグ屈指の救援陣を誇る阪神でも、最善の投手起用が求められる夏場の戦い。8日からの巨人3連戦ではさらに総力戦で臨み、敵地での首位固めを目指す。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】近本光司の穴を埋めるトレードはあるのか?球界OBが阪神の補強候補をピックアップ

【関連記事】大山でも佐藤輝でもない 球界OBから首位独走阪神の「陰のキーマン」とされた選手の名前

【関連記事】「火の球ストレート」を持つ藤川球児氏が「あんな投手はいない」と語る最強投手とは

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム