藤川阪神、悪夢の6連敗!及川、岩崎の回またぎも実らず 主力の"怠慢走塁"を岡田前監督が指摘「これは大きいよ」
11回の場面、佐藤輝は本塁打と思ったのか確信歩き、一塁ストップとなった(C)産経新聞社
阪神が2試合連続のサヨナラ負けで、今季初の6連敗を喫した。
15日の楽天戦(楽天パーク)に2-3の逆転負け。
先発の伊原陵人は6回2失点と粘投。7回からはリリーフエース、安定したピッチングを見せている左腕、及川雅貴を投入。及川は回またぎとなる8回にも登板。無死一、二塁のピンチを招くも、代打の渡辺佳明を左飛、鈴木大地を空振り三振に打ち取り、無失点で抑える。
さらに2-2で迎えた9回には守護神の岩崎優を投入。三者凡退に抑えると、10回にも続投。執念の回またぎにはスタンドからも驚きの声が漏れた。一死から四球を出したが、続く村林一輝を投ゴロ併殺に仕留め、2イニング無失点に封じる。岩崎の回またぎは21年10月以来、4シーズンぶりとなった。
それほどまでに連敗を止めたいという指揮官の強い気持ちも伝わる采配だったが、打線が点を奪えない。
7回に坂本誠志郎の適時打、近本光司の犠飛で2点を奪うも、反撃はそこまで。「3番・指名打者」で先発した森下翔太は6打数ノーヒット、この6連敗中は27打数4安打、打率.148と急失速となっている。
1 2






