「まるっきり野球が変わった」18年ぶりリーグ制覇の阪神を球界OBも絶賛!四球の多さを”違い”と指摘
ぶっちぎりで優勝まで走り抜けた阪神。岡田監督の手腕が光った(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
9月14日、阪神は甲子園球場で巨人に4-3で勝利し、今シーズンのセ・リーグ優勝を決めた。9月に入り11連勝、宿敵巨人を3タテで退ける形で、2005年以来18年ぶり、2リーグ制以降では6回目となるリーグ制覇を果たした。
【動画】阪神、Vの使者! 18年ぶり優勝を決定づけた佐藤輝明の歴史的特大ホームランをチェック
マジック「1」で迎えたこの日も、今季の戦い方を象徴するような試合展開となった。5回まで阪神先発の才木浩人、巨人先発の赤星優志がともに好投しゼロ行進が続いた。迎えた6回裏、近本光司、森下翔太のヒットで1・3塁とすると、大山悠輔のセンターへの犠牲フライで阪神が均衡を破る。その直後には佐藤輝明がバックスクリーンへの20号ホームランを放ち2点を追加。7回にも1点を加えた阪神は、計5人の投手リレーで巨人の反撃を凌ぎ切り、最後は守護神・岩崎優が締め、4-3で逃げ切った。
岡田彰布監督は阪神監督復帰1年目で、見事にチームを勢いづかせ、自身の前回在任時以来となるペナント奪還に成功。そして、残り20試合を残し80勝到達という圧巻Vを成し遂げた今季のチームについて、球界OBからも賛辞が贈られている。
阪急、オリックスで通算165勝を記録し、2003年には投手コーチとして阪神のリーグ優勝にも貢献した、佐藤義則氏がYouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』を9月15日に更新。昨年までとの違いなどを改めて振り返った。
「リーグ優勝を達成できたこと、おめでとうございます。本当に強い阪神を見させてもらいました」
佐藤氏は動画冒頭で今季の結果への感想をそう述べており「岡田監督になって本当に野球が変わった」とチームを評した。その後、昨年との「一番の違い」として、主力打者の四球の多さを挙げており、中野拓夢や近本、大山等が昨シーズンよりも大幅に四球が増えている点に触れ「まるっきり野球が変わったということ」と指摘している。