岡田阪神 18年ぶり優勝の軌跡 元側近に明かしていた「試合をやりながら強くしていく」の決意
05年当時の主力は金本知憲氏、矢野燿大氏とキャリアを重ねたベテランがチームを支えた。一方、今季のチームは20代の選手が主、優勝経験も当然なく、手探りでチームを作る中、指揮官の思いに応えて、チームは勝負の9月に破竹の11連勝を達成した。岡田監督も「こんなに強くなると思わなかった」と選手をたたえたが、そこには打線の援護、リリーフ陣の奮起、ナインすべての力が結集されたことで、岡田監督が目指す「投手陣を含めた守りの野球ができた」(中西氏)ことが大きかったとした。
ほかにも攻撃に関してはチーム打率、本塁打ともにそれほど傑出した数字を残せなかったが、チーム方針でもあった四球を重視したことで得点力があがり、効率良く点を奪えたとした。
最後にはVナインとなった選手たちにコーチ時代に指導した選手もいるとして「優勝して喜んでいる顔が見られて嬉しい」と中西氏。今後の日本一への道も楽しみにしていると球団OBとして、エールを送っていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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