守護神・湯浅不在の岡田阪神 元投手コーチが“推薦”するクローザーとは?「ハートも強いし、面白いかなと」
同率首位に立った阪神。湯浅が帰ってくれば、岡田監督にとっても鬼に金棒だろう(C)CoCoKARAnext
18年ぶりの優勝を目指す阪神。12日の試合では、先発の青柳晃洋が8回途中3失点の力投を披露。打線も相手エースの今永昇太から計6得点を奪い、首位DeNAに勝利した。さらに、13日の試合では大竹耕太郎が6回4安打1失点の快投で今季5勝目を挙げ、チームはセ・リーグ同率首位に並んでいる。
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ここまで33試合を終え、19勝13敗1分とチームは好調。そんな中で復帰が待ち遠しいのが、右腕のコンディション不良で二軍再調整中の守護神・湯浅京己だ。湯浅は開幕から抑えとして5セーブ、防御率0・00の成績を残していたが、右腕の違和感を訴え、4月16日に出場選手登録を抹消。チームにとっては大きな痛手となった。
湯浅の代役には、クローザーを務めた経験がある岩崎優が起用されているが、球団OBが自身の見解を示した。昨季まで阪神の投手コーチを務めた金村曉氏が、YouTubeチャンネル『野球いっかん!』に出演し、阪神の“代役守護神”について言及した。
金村氏は「最初に思ったのは、湯浅が抜けている間だけですけど、西純矢のクローザー。僕がコーチだったら岡田監督にそう進言したと思います」と、普段は先発の西純矢を挙げた。「彼は去年、クライマックスでセットアッパーもやりましたし、あのガッツポーズに表れていますけど、非常にハートが強い。そういうのは絶対にクローザーに必要な要素で、非常事態で純矢をクローザーにするのが面白いかなと思いました」と、金村氏は西純の気持ちの強さを評価。クローザー適性ありと見ているようだ。