矢野阪神 反撃ムードに水を差すコーチ陣の「課外活動」とは
(C)CoCoKARAnext
果たしてどこを見ているのか・・・。阪神は30日の広島戦(甲子園)に1ー0と勝利。大山の一発で勝負を決めた。
【関連記事】ヤクルト・村上にあって巨人・岡本和に「欠けているもの」とは
試合は投手戦。青柳と広島・森下が降りしきる雨という悪天候の中でも好投を続けていたが、試合が動いたのは8回。二死走者なしから大山が一発を放ち、試合を決めてみせた。
一方、勝つには勝ったがこの日も阪神には不可解采配が目立った。無得点のまま進んだ7回には先頭の捕手、坂本が中前打で出塁。すると坂本に代走梅野を起用、続く9番は青柳にそのまま打たせた。結局青柳はバント失敗でこの回は得点を奪えず。
このシチュエーションで打たせたからには青柳続投かと思えば、8回から湯浅にスイッチ。ここまで無失点リレーを続けてきたバッテリーを替えるのであれば、よほどの「根拠」が欲しいところで7回は何とか得点に結びつけたかったところではある。結果的に大山の一発が出て助かったが、疑問が浮かぶ用兵だった。
残り21試合。矢野監督のラストシーズンを盛り上げるべく熱い戦いを猛虎ファンも期待しているが、どうにも消化不良の試合が続く。
1 2