矢野阪神 「ちぐはぐ采配」「拙守」で一気に広がる「不協和音」
またこの日は用兵に関しても疑問の声が出た。現在チームは梅野を故障で欠く中、先発の坂本に6回に代打を送ったことで、7回からは控え捕手の長坂がマスクをかぶることに。2点を追う8回一死二、三塁、同点の延長10回一死二塁でともに空振り三振に倒れた。
ベンチには昨年まで捕手を務めた原口も残っていた。好機に代打を送る選択肢もあったが、打つべき手を打たずに敗れたことで後味の悪さが残った。
「まずは今出ているメンバーの状態が上がってくることが必要」と話す矢野監督だが、同様のコメントは4月から続いている。チームが不調なときにどう動かすのか。首脳陣のハンドリングもより重要となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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