阪神まさかの球団ワーストのオープン戦8連敗 気になる兆候と心配される”負けぐせ”とは
リーグ連覇を目指す岡田監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神は3月9日に行われたヤクルトとのオープン戦(甲子園)に2ー5と敗れ、これでオープン戦はワースト記録を更新する勝ち星なしの8連敗となった。
前日は4失策の守乱が話題となる中、この日は2-2の同点の7回のマウンドにあがった岩貞祐太が誤算だった。先頭の増田珠にいきなり四球を与えると続く松本直樹の投ゴロ処理をあせり二塁への悪送球でピンチを招く。さらに続く赤羽由紘に四球で満塁となると、浜田太貴に押し出しの死球を与え、失点。勝ち越しを許すと北村拓己の犠飛、3年目育成外野手の岩田幸宏から中前適時打を浴びるなど、この回3点を失った。
岩貞といえば、昨季も50試合登板と勝利の方程式の一角を務める勝負左腕。この試合だけで内容は判断できないが、前日は8回から登板した桐敷拓馬も4失策と守乱に足を引っ張られる形で1回6失点の内容だった。
開幕まで3週間となった中で勝ちパターンが想定される選手の乱調は気がかりな点ではある。
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