阪神まさかの球団ワーストのオープン戦8連敗 気になる兆候と心配される”負けぐせ”とは

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 一方で明るい材料もあった。2点を追う4回には前日に失策をおかした前川右京が右翼への適時二塁打をマーク。さらにこちらも前日に2失策した小幡竜平が犠飛としっかり仕事を果たした。

 投手陣でも5回にドラフト2位の椎葉剛(四国アイランドリーグplus徳島)が前日に引き続き連投で無失点、6回から登板した守護神候補のハビー・ゲラは最速156キロをマークするなど堅調だった。

 ただこの2試合ともミスが重なり、終盤に失点を許す悪い流れが食い止められない。

 いくら開幕までの調整期間とはいえ、オープン戦開幕8連敗は気になるところ。先発オーダーには近本光司、中野拓夢、大山悠輔、佐藤輝明など主軸も並ぶ中の敗戦とあってSNS上でも「ここまで負けると心配」「シーズン前に負けぐせがつかないか」など、”負けグセ”を気になる声もファンの間から出始めた。

 今後は高校野球に明け渡すため、開幕前の本拠地甲子園での試合は10日の巨人戦が最後となる。くしくも伝統の一戦で、投打ともにファンを安心させる戦いが見せられるか。10日のカードも要注目となりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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