矢野阪神 借金15の泥沼!4月中にも自力V消滅の異常事態で指摘される「首脳陣の失策」とは
一方、つながりを欠く打線の状態に関してはこんな声もある。
「チームの不振が続くときこそ、凡事徹底。この日も投手の小川が3回に犠打を失敗する場面もあったが、できることをしっかりやっていかなければ流れはこない。守備も含め基本的なことを改めて整備すると共に、ベンチワークも機能していないように感じる。個々の調子を上がってくるのを待つだけでは限界がある。不振のときは打者にも『このボール』と指定して、打てなくてもベンチが責任を負うなど、コーチ陣ももっと動くべきではないか」(球界関係者)
注目を集めたのは0―0で迎えた10回の攻撃の場面。二死から足がある熊谷が安打で出塁するも盗塁を試みず、続く中野が三振に倒れ、得点は入らなかった。この場面に関してはベンチがサインを出してでも、熊谷に走らせプレッシャーをかけるべきだったという意見もある。
開幕後、22試合を消化し未だ3勝で首位の巨人とのゲーム差は11・5ゲーム差まで開いた。上がり目が見られないチームにおいてはまずは基本に忠実に、できることから取り組んでいくしかなさそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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