「優勝の文字に負けないでほしい」マジック17の阪神に球団OBから指摘される、やや心配なポイントとは
岩貞はこれまで安定したピッチングでチームを支えてきた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神は9月2日のヤクルト戦(神宮)に6-5と僅差で勝利し、優勝マジックは「17」となった。
初回に2点を失う中、チームは3回に反撃に出た。
【動画】佐藤輝が3回にピーターズから16号3ランを放った場面
中心にいたのは若き主砲、佐藤輝明だ。「6番・三塁」で先発出場、3回二死一、三塁の好機に左腕ディロン・ピーターズの内角直球をしっかりと捉えて、右翼ポール際に運んだ。22打席ぶりとなる16号3ランでチームに勢いを与え、この回は一挙6得点と試合をひっくり返した。
終盤8回には2点を失うも、序盤の大量得点が効いて、これで9月に入って2連勝。この日は2位の広島も勝ったが、自力でマジックを「17」に減らした。
順調に「アレ」への道を進む中、チーム状態に関して球界内からも様々な考察の声が上がっている。
現役時代、阪急、オリックスで活躍、投手コーチとして阪神の2003年のリーグ制覇にも貢献した佐藤義則氏は自身のYouTubeチャンネルを3日に更新。連勝を果たした2日のゲーム内容を振り返った。
まず先発の青柳晃洋に関しては「ストライクも先行できていた」と評価した上で、6回途中で降板となったことには、二死から四球を与える場面もあったりなど「ベンチからすると安心して見ていられないというところが若干あるのかな」と今後に向けての課題とした。