6月の月間打率.218と打撃不振の阪神 起爆剤になってほしい2人の中堅野手
次に2016年に122試合に出場した北條史也。北条も今年一軍昇格はなく、二軍では打率.248と低迷。ショートも木浪聖也と小幡竜平が競っており、名乗りを上げることは難しい。ただ、阪神は佐藤輝明の不調、降格に伴いサードは固定されておらず、チャンスは十分ある。また、2018年は得点圏打率.396、2022年は打率.186だったにもかかわらず得点圏打率.385と勝負強さを発揮しており、右の代打枠としても期待しなくなる存在だ。
最近では前川をはじめ、二軍で打率.306と高打率を残している高卒ルーキーの井坪陽生、同じく二軍で打率.315と好調な21歳の遠藤成など、若い選手の明るい話題が報じられる機会が多い。髙山は30歳、北条は28歳。まだまだ若手には負けない姿勢を見せ、阪神の首位堅守に貢献する姿が見たい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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