最下位に苦しむ阪神が昨秋ドラフトで絶対に指名すべきだった3人の逸材
(2)松川虎生(ロッテ)
高卒ルーキーにもかかわらず、開幕スタメンでマスクをかぶり、佐々木朗希の完全試合をリードした頼れる18歳。この男もまた大阪の出身で、何よりも名前は「虎が生きる」と書いて「こお」と読む--生まれながらに猛虎魂を持った男と言えます。
「松川がいれば20年、阪神の正捕手は固定できたことでしょう。満員の甲子園にも全くビビらないあの不動心こそ、阪神のニューリーダーにふさわしかった。獲得には国内FA権取得を待つしかありませんかね」(前述のデスク)
(3)赤星優志(巨人)
巨人の開幕ローテに名を連ね、制球力を武器にゲームメークしていく右腕。ドラフト3位だけに、阪神には指名のチャンスが十分にあったというのが、このデスクの見解です。
「何と言っても名字が『赤星』ですよ。赤星が活躍する舞台は、甲子園しかありません。レッドスターが再び躍動--となれば、韋駄天・赤星憲広の全盛期を知るファンも期待に胸を膨らませ、甲子園が異様な興奮に包まれたことでしょう。つくづく、逃した魚は大きかった」
とはいえ、ペナントレースはまだまだ始まったばかり。月が替われば、ツキも変わると言います。5月からの反攻で、阪神ファンもため息とはおさらばしたいものですね。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
【関連記事】「白井球審問題」で男を上げた松川虎生をロッテはなぜ単独1位で獲得できたのか
【関連記事】「あれはストライク」佐々木朗希の“球審問題”に佐藤義則氏が見解!「僕が投手コーチだったら・・・」
【関連記事】巨人・菅野はこのまま終わってしまうのか 指揮官が感じていた「異変」とは