連勝止まった阪神の投打に球界OBが苦言も、リーグ制覇には余裕の展望「7連敗でもしない限り追いつけない」

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 だが、2位広島を相手に連勝が止まったものの、この試合後でも7ゲーム差をつけていることもあり、今後の阪神の戦い方の話題では余裕が感じられるコメントも発せられている。

 佐藤氏は、シーズンの大半で先発マスクを被ってきた梅野隆太郎の負傷離脱のアクシデントにも、残り試合数が40試合を切っていることで「坂本(誠志郎)一人で全然問題ない」と主張。また「余裕があれば長坂(拳弥)を使っても良い」と話しており、ここまで一軍出場が僅かではある長坂について「二軍でもバッテリーを組んでいた投手がほとんどなので、投手のことはわかっている」と指摘。他にも「逆に、長坂が相手チームのバッターの特徴をどれだけわかっているか」と述べている。

 加えて、チーム全体の残りのシーズンの戦いにも「油断はしないだろうけど」と前置きしながら「8月の終わりからはCSを見込んだ戦いになってくる。7ゲームという差は相手が連勝し、阪神が7連敗でもしない限り追いつけない」と展望。その上で「阪神は2勝1敗や1勝2敗でもイージーで行けると思う。2位との差が開きすぎた」と逃げ切りが十分可能であるとの見解も示している。

 連勝こそ止まったものの、その強さで貯金の数も群を抜いている阪神。ペナント奪還に向かうここからの岡田彰布監督の手綱さばきには、さらに注目が集まることも間違いない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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