連勝止まった阪神の投打に球界OBが苦言も、リーグ制覇には余裕の展望「7連敗でもしない限り追いつけない」

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8回のチャンスを逃したのが痛かったと佐藤氏。佐藤輝、糸原(写真)が連続三振し、原口も内野ゴロに倒れた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 8月15日、阪神はマツダスタジアムで広島と対戦、6-7で敗れ連勝が「10」でストップした。両軍とも二桁の安打数を記録する点の取り合いとなったゲームだったが中盤に広島が逆転し、1点差で3連戦初戦での白星を手にしている。

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 阪神は5-7と2点のビハインドで迎えた8回、無死2・3塁とするも、5番佐藤輝明、代打の6番糸原健斗が連続三振、また代打の7番原口文仁も内野ゴロに倒れチャンスを活かせなかった。また、先発の西純矢も5回で4失点ともう一つの出来であり、リリーフの馬場皐輔が3点を失うなど、中盤までに失点を重ねたことも敗因の一つとなった。

 11連勝を逃したこの日の結果には、かつて阪神投手コーチも務め2003年のリーグ優勝にも大きく貢献した佐藤義則氏も渋い表情をみせている。自身が手掛けるYouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』を8月16日に更新。広島戦の敗因などを振り返りながら、今後のシーズンの戦いについてもコメントしている。

 佐藤氏は、阪神が先制点、その後も追加点を加えたことで「4、5回までは阪神のペースだった」としながらも、8回の好機に「あそこで1本出ていれば勝っていたのかな」と語った。また、もう一つのポイントとして挙げたのが、2番手の馬場の6回の投球。打者4人に対し本塁打を打たれるなど3失点という内容であり、特に四球2つを出したことには「馬場の悪いピッチング(が出た)」と悔やんでいた。

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